- 実施中
- 2025年度
安住の地 安曇野滞在制作演劇作品「かいころく」工女編・蚕種編
市町村:安曇野市
一般財団法人長野県文化振興事業団では本年度、京都を拠点に活動する劇団/アーティストグループ「安住の地」を招聘し、安曇野市教育委員会と協働のもと、芸術家滞在施設「鐘の鳴る丘集会所」(安曇野市穂高)にて演劇作品を創作するプロジェクトを実施しています。
安住の地では2023年より、戦前日本の基幹産業であった養蚕業の民俗文化に光をあてた演劇作品「かいころく」シリーズを制作し、長野県内外にて上演を行ってきました。
本公演では、2024年に上演し第11回北海道戯曲賞大賞を受賞した【工女編】と、今回新たに安曇野市に滞在しながら制作した【蚕種編】を上演します。両編とも、劇作家の私道かぴによる安曇野市・上田市の養蚕関係者への取材をもとに制作された作品です。
今なお養蚕のおもかげが各地に残る安曇野市。ぜひ足をお運びいただき、この地にあったかつての人々の記憶に思いを馳せていただけましたら幸いです。
◾️日時:2026年1月31日(土)・2月1日(日) 各日11:00(蚕種編) /14:00(工女編)
◾️会場:安曇野市美術館 多目的ホール(長野県安曇野市豊科5609−3)
◾️料金:【1演目券】一般1,000円/高校生以下無料 【2演目セット券】一般1,800円
※蚕種編・工女編ともお好きな回を選んでご覧いただけるお得なチケットです。
◾️ご予約:予約フォーム / TEL 0263-71-2463(安曇野市教育委員会文化課/平日9:00-17:00)
公演に関するお問合せ:t.fujisawa@naganobunka.or.jp (一般財団法人長野県文化振興事業団 藤澤)
- 主催
- 一般財団法人長野県文化振興事業団 文化を創る!職員提案プロジェクト
- 共催
- 安曇野市教育委員会
HOST
安曇野市教育委員会 (文化課)
安曇野市教育委員会(文化課文化振興担当)は、市民が芸術文化に親しむ機会を設けるため文化事業を担当。若手音楽家を発掘する新進音楽家オーディションや安曇野出身の映画監督の熊井啓作品の上映会などを開催。また、市民との協働により早春賦音楽祭や信州安曇野薪能などの文化イベントを実施してきた。
令和7年6月には、「穂高鐘の鳴る丘集会所」をリニューアル。ここを滞在制作の拠点とし、新しい芸術文化の創造・発信を図る。
令和7年8月には、「安曇野市美術館」をリニューアル。他にも高橋節郎記念美術館· 田淵行男記念館など、市内の美術館を管理。
Artist
私道かぴ
Kapi Shido
私道かぴ
Kapi Shido
劇作家・演出家。
京都を拠点に活動する団体「安住の地」所属。若者の未婚問題やゲーム依存症をテーマにした作品など、人々の生きづらさを描いた会話劇を発表。安住の地では、作家・岡本昌也との共同脚本・演出にて創作も行う。お寺やギャラリーなど劇場以外の場所でも積極的に公演を行っている。2020 年は無言劇『 であったこと』、映像劇『筆談喫茶』など、コロナ禍の現状を活かした新しい劇を創作した。APAF2020 Young Farmers Camp 修了。



