■ NAGANO ORGANIC AIR とは

「NAGANO ORGANIC AIR」は、様々なジャンルで活躍するアーティストが、長野県内の各地域に滞在し、創造活動を行うアーティスト・イン・レジデンス(AIR)の取り組みです。「ORGANIC＝有機的」をキーワードに、公立文化施設や教育委員会、地域の様々な団体がホストとなり、地域での創作のプロセスをコーディネートしながら、アーティストとの双方向的な協働を試みます。
信州の豊かな自然や歴史文化、子どもたちの学びの場、食や農など、創作意欲を刺激するローカルな営みとアーティストの出逢いを種に、長野県におけるアートの創造活動の可能性を育み、地域に有機的に広げ、持続的な環境づくりに繋げていきます。

■ 募集内容

◯ 対象

長野県内の市町村各部課、教育委員会、または、市町村と連携・協力して事業を実行できる団体

◯ 募集する地域数

・2〜3地域

◯ 応募条件

・「ホスト」の役割を担い、下に示す「モデルプログラム」を念頭に、(一財)長野県文化振興事業団アーツカウンシル推進室と協働して、アーティストの滞在制作をコーディネートできること。

◯「ホスト」の役割

・NAGANO ORGANIC AIR 運営チームと協力して、アーティストの創作活動や、地域との交流をサポートする。
・アーティストの滞在場所や、創作活動を行う場所を提案し、必要な調整を行う。
・アーティストの求めに応じて、創作の刺激となるような地域資源を紹介する。
・滞在中の日常生活を営む上でのサポートをする。

※ホストの選定において重視する要素
・アーティスト・イン・レジデンス事業を今後継続する希望や意思、または何らかの体制がある
・アーティスト・イン・レジデンス事業の経験が多くない
・小中学校のプレイルームや空き教室をアーティストが活動するアトリエとして提供できる
・アーティストの創作活動に刺激を与える地域独自の提案がある
・空き家・休眠施設等を活用し、アーティストが滞在・創作する施設を整えることに関心がある

◯ アーティストとホストに関する条件

・滞在するアーティストのマッチングは、NAGANO ORGANIC AIR 運営チームが行います。
・滞在に係る交通費、宿泊費、制作活動費は、(一財)長野県文化振興事業団が負担します。
・ホストの業務に対する委託費を事前に調整し(一財)長野県文化振興事業団が負担します。
(地域の方が活動する場合の報酬や必要経費を想定しています)

■ モデルプログラム(活動イメージ)

◎ 3回程度アーティストが滞在し活動した場合。

第1回

顔合わせと地域紹介。目的と目指す成果のすり合わせを行い、市町村が地域を案内。次回以降の滞在における活動内容、時期等について打合せ(アーティストの地域滞在：２泊３日)

第2回

地域交流プログラムとリサーチ。アーティストの関心や基づくリサーチを市町村がコーディネート。地域に認知してもらうための地域交流プログラムを開催(アーティストの地域滞在：６泊７日)

第3回

「アーティスト・イン・スクール」として、小中学校の一室に期間限定のアトリエを設置し、この場を拠点にアーティストが制作活動を実施。学校における活動内容は各地域の方針や意見を基に決定。学校で発表、制作は学校・発表は地域など。(アーティストの地域滞在：10泊11日)

※実際には、アーティストの滞在可能なスケジュールなどによって形が変わります。
※例はあくまでも「モデル」です。エントリー後の面談を通して、地域の提案やNOA運営チームの企画によりアーティストと調整し、互いに合意できる内容を実行します。

■ 応募方法

・エントリーシートに記入の上、noa@naganobunka.or.jp までお送りください。
・オンラインまたは対面で面談をさせていただき、それを参考に、アーツカウンシル推進室で選定させていただきます。

→ エントリーシートをダウンロードする(Wordファイル)

■ 応募〆切

・第1次〆切：2022年4月22日(金)　→　第2次〆切：2022年5月13日(金)
第1次〆切までの応募によって滞在地域が全て確定した場合、第2次〆切にお申し込みいただいても選定されませんのでご了承ください。

■ 相談会

・下記の日程で相談会を実施します。
◯ 現地対面での相談会　全日10:00〜16:00　★事前予約
・4月14日(木)＠ホクト文化ホール 第1会議室、4月15日(金)＠キッセイ文化ホール 第2会議室
4月16日(土)＠飯田創造館 101号室、4月17日(日)＠伊那文化会館 美術展示ホール
・4月19日(火)、20日(水)：オンライン相談会
※アーツカウンシル助成プログラムの説明会・相談会と併催

■ 実施までのやりとり(イメージ)