茅野
Chino
PROJECT NAME
みちのちのダンススケープ
茅野では、ダンサー・振付家の森下真樹さんと写真家の石川直樹さんが滞在、茅野市民館がホストとなり、諏訪湖〜八ヶ岳にまたがる諏訪地域一帯のリサーチをもとに、複数年にわたって創作を行っていきます。
滞在初年度となる2021年度は、地域の全般的なリサーチと並行して、住民の方々とアーティストが知り合い、交流するための集いを重ね、クリエーションに向けた最初の下地づくりを丁寧に行いました。
約10年ぶりに茅野市民館並びに地域住民の皆さんとダンスでコラボレーションする森下真樹さんと、世界各地の山岳に登り、様々な地域の民族文化に眼差しを向けてきた石川直樹さん。2人がコンビを組み、「未知の茅野」を探りながら新たな発想で創りだされる「みちのちのダンススケープ」にどうぞご期待ください。
ARTIST PROFILE
森下 真樹
Maki Morishita
幼少期に転勤族に育ち転校先の友達作りで開発した遊びがダンスのルーツ。
これまでに10か国30都市以上で作品を上演。様々な分野のアーティストとコラボし活動の場を広げる。
2013年現代美術家 束芋との作品『錆からでた実』を発表し第8回日本ダンスフォーラム賞を受賞。
2017年より自身のソロ「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』全楽章を踊る」(振付:MIKIKO、森山未來、石川直樹、笠井叡)を展開。
100人100様をモットーにワークショップや作品づくりを行う。
周囲を一気に巻き込み独特な「間」からくる予測不能、奇想天外ワールドが特徴。
(写真クレジット:RYO OHWADA)
石川 直樹
Naoki Ishikawa
1977年東京生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。
2010年『CORONA』(青土社)により土門拳賞、2020年『まれびと』(小学館)、『EVEREST』(CCCメディアハウス)により日本写真協会賞作家賞を受賞。
著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)、『地上に星座をつくる』(新潮社)ほか多数。
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