日本一の温泉地、大分県・別府で、温泉を活用した天然染色「温泉染」を探究している美術家の行橋智彦さんが、2022年８月から複数回、栄村に滞在しながら制作活動を重ねています。
２０２２年１１月の滞在では、小滝集落や秋山郷に宿泊し、村内各地の温泉や植物を使った染め物を制作するなど、栄村の自然や食べ物、歴史文化を存分に味わった滞在となりました。また、栄小学校5年生との交流授業を実施するなど、短い時間ながらもたくさんの出会いがありました。
今回はその滞在の成果展として、小滝集落にある古民家「となりの家」で行橋智彦さんの展覧会を実施します。ぜひお越しください。

■アーティストコメント
旅する服屋さんという屋号で車にミシンと染め物の道具を積んで、旅をしながらモノをつくってきました。前回栄村に滞在している時に雪が沢山降り積もる場所だと聞き、雪の降る時期に何かをやりたいと思いました。雪が降り、雪が解け、草木や虫、動物、人間たちが知恵を生かし豊かに生きるこの土地からヒントを貰い、展示に活かしたいと思っています。（行橋）

■展示期間
3月4日（土）12:00〜19:00／ 5日（日）10:00〜19:00 

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■会場
古民家「となりの家」（栄村堺６０３９）
※お車でご来場の方は牛舎跡地にお停めください。

■関連ワークショップ
「栄村の自然で染めた素材できのこをつくる」
アーティストの行橋智彦さんが、栄村の温泉や植物をつかって羊の毛（フェルト）をステキな色に染めました。この羊の毛をつかってあなただけの“キノコ”をつくってみませんか？つくったものは行橋さんの作品と一緒に「となりの家」で展示します。

日時：2月22日（水）／3月1日（水） 各日15:00~18:00
会場：栄村立栄小学校 図工室・ピロティ
〆切：2月20日(月)

■ワークショップお申し込み・お問い合わせ先
栄村教育委員会　電話：0269-87-3118 メール vill.sakae.nagano.jp

NAGANO ORGANIC AIR栄村「雪に染まる冬の支度」プロジェクト
主催：信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化振興事業団)、長野県
令和四年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業